こんにちは。白城です。
ブログをはじめました。情報交換用です。宜しくお願いします。
さて初回は『第2・3表(製-決-Ⅱ)フローシート・簡易決算書・分析表(1日研修用)』シートの活用についてご案内いたします。
1日研修用シートを開発した背景には、商工会・商工会議所様やJC様など会員様向けの研修として戦略MGを活用されたい団体様から、『時間的に2日間の日程が組めないので1日で出来ませんか?』とのご相談を受けたのがきっかけです。
早速ですが解説に入ります。
1日研修用の設定ですが、1日3期分で研修が完結するように設計しています。
ジュニアルールを用いますが、全てのルールは適用しません。また、下記の状態で研修を進めます。
・3期通して、小型機械+アタッチメント(生産能力2個/回)で行う。
必ず最初に小型機械とアタッチを120で購入して下さい。
言い換えますと、大型機械や小型機械の追加投資はしない、という事です。
・従って機械売却もありません。
使用するシート類は
・第1表(製-I)資金繰表(現金出納帳)(ジュニア・シニア共通)→3~5枚×人数分
・第2・3表(製-決-Ⅱ)フローシート・簡易決算書・分析表(1日研修用)→人数分
・Chart3 経営戦略分析表(製造版・流通版共通)→卓数×3枚
・会社ネーム板→人数分
・ファイル→人数分
となります。
さて、決算の流れですが、
現金出納帳は従来どおり完成させます。
そして簡易決算シートを完成させるのですが、記入順どおりに記入していけば完成するようになっていますが注意点を何点か
・vPは、材料仕入平均単価+3ですので、11以下はミスしている。
・固定費(F)は150以下だと計算ミスしている可能性があります。
・戦略会計STRAC(図解P/Lと図解B/S)まで記入して、B/Sの合計が合わないとダメ。
などがあります。
さらにこの簡易決算は『経営判断力の基礎を身につける』”決算書の読み方を理解する”事と”儲けの構造”に視点をおいていますので、”決算書の仕組みを理解する”通常の「第2・3表(製-決-I)フローシート・決算書」のように原価計算をキチンとしていませんので、P/Lの当期純利益とB/Sの当期純利益が合いません。
この趣旨を理解してご活用頂ますよう、お願いします。
研修のレベルアップフローは
- 1日研修で経営判断力の基礎を身につける
- 2日研修で損益分岐点経営を身につける
- 次のステップとしてキャッシュフロー経営を身につける
このようなイメージになります。
今後、これらの研修スキルを習得できる「教え方を学ぶ」講座を増やしてまいりたいと思っています。