今回はお勧め書籍の紹介です。「稲盛和夫の実学-経営と会計」
経営と会計について、当たり前だのクラッカー(笑)の事ですが、何度読んでもためになります。
戦略MGを何度やってもためになるのと同じです。
稲盛和夫の実学―経営と会計
著者;稲盛 和夫
出版社:日本経済新聞社
発売日:2000/11/7(文庫)
バブル経済に踊らされ、不良資産の山を築いた経営者は何をしていたのか。儲けとは、値決めとは、お金とは、実は何なのか。
身近なたとえ話からキャッシュベース、再三向上、透明な経営など七つの原則を説き明かす。ゼロから経営の原理と会計を学んだ著者の会心作。
本書は、稲盛経営の七原則
1.キャッシュベース経営の原則
2.一対一の原則
3.筋肉質経営の原則
4.完璧主義の原則
5.ダブルチェックの原則
6.採算向上の原則
7.ガラス張り経営の原則
を実例をいれながらわかりやすく説かれています。
経営に関する様々な書籍が並ぶなか、原理原則を端的にわかりやすく解説している優れたロングセラー本です。
実は、戦略MGマネジメントゲームでこの本に書かれている内容を体験する事ができます。
・現金出納帳ではキャッシュベース経営そのもので、期末処理でダブルチェックをして現金合わせを行います。
・決算書(戦略会計STRAC)で、コスト構造・固定費を分析し筋肉質かつ採算向上の計画を行います。
・そしてこれらの社長体験をする事により自社の経営の方向性イメージがつかめます。
戦略MGインストラクターには是非ご一読をお願いしたい一冊です。
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